会長挨拶

 団塊の世代が75歳以上になる2025年が超高齢社会のエポックとなるとされ、医療、介護、介護予防、住まい、生活支援の連携・連帯を円滑にするという「地域包括ケアシステムの構築」が進められ数年が経過しました。その間コロナ感染の拡大が新たな社会問題となり、支援のあり方にも大きな影響を残しております。

そのような状況の中、医療と介護、認知症対策などの多くの課題解決に向けて、地域社会へのリハビリテーション専門職の積極的な関与がますます求められております。

地域社会と専門職の橋渡しになろうと私たち団体は、沖縄県理学療法士協会、沖縄県作業療法士会、沖縄県言語聴覚士会が中心となって、前身であるの沖縄県リハビリテーション専門職連絡協議会を立ち上げたのが2015年(平成27年)です。

翌年4月1日には「一般社団法人 沖縄県リハビリテーション専門職協会」にあらため、沖縄県委託事業「地域リハビリテーション専門職等広域調整等事業」を展開し、これまで地域ケア会議や介護予防に関する市町村への人材派遣支援や研修会の開催など進めてきました。

 今後もリハビリテーションの自立支援の考え方や技術を沖縄県民の皆さんに届け、いち生活者としての視点も忘れることなく地域住民と共にいきいきとした地域共生社会の実現に向け活動してまいります。

一般社団法人 沖縄県リハビリテーション専門職協会

会長 比嘉 靖

沿革

年月組 織主な事業・研修等
2015年 (平成27年)  4月沖縄県理学療法士協会、沖縄県作業療法士会、沖縄県言語聴覚士会が中心となって、前身であるの沖縄県リハビリテーション専門職連絡協議会を設立
2016年 (平成28年)  4月一般社団法人 沖縄県リハビリテーション専門職協会」代表理事に池城正浩氏就任・地域ケア個別会議および一般介護予防事業に関連する市町村への会員紹介
・派遣を開始
・沖縄県委託事業「地域リハビリテーション専門職等広域調整等事業」を受託、地域ケア個別会議や介護予防に関する市町村への人材派遣支援や研修会等を企画
7月「自立支援ケアマネジメントに向けた地域ケア会議研修会」(講師:佐藤 孝臣氏)
8月「介護予防ケアマネジメント研修会」(講師:松川 竜也氏)
10月「認知症初期集中支援に関する研修」(講師:川北 雄一郎氏)
12月「地域づくりによる介護予防研修会」(講師:安本 勝博氏)
「地域ケア会議助言者(多職種)研修〜助言者に求められる視点」(講師:濱田 美紀氏、佐藤 暁氏、有松 ひとみ氏 、吉田玲子氏、河野 礼治氏 他)
2017年 (平成29年)  1月「「私、失敗しないので」と言えるようになる介護予防研修会」(講師:蔦 春夫氏)
10月「自立支援型・介護予防ケアマネジメントと地域ケア会議研修会」(講師:石井 義恭氏、松川 竜也氏、佐藤 孝臣氏)
2018年 (平成30年) 2月「総合事業の理解と平成30年度医療・介護同時改定に学べる研修会」(講師:村井 千賀氏)
9月「住民主体の通いの場」を核とした地域包括ケアシステム構築 ~リハ専門職の役割~(講師:逢坂伸子氏)
2019年 (令和元年) 2月「認知症があっても暮らしていける地域づくり研修会」(講師:永田 久美子氏)
6月代表理事に比嘉靖氏就任
11月「変わりゆく脳梗塞治療2019」(講師:城本 高志氏)
12月「超高齢社会を支える栄養ケア〜サルコペニア、フレイル、認知症と戦うために〜」(講師:吉田 貞夫氏)
2020年 (令和2年) 1月「多職種連携の再考〜在宅(地域)の課題解決について学ぼう・鍵は包括だ〜」(講師:溝田 康司氏)
2021年 (令和3年) 1月「新型コロナウィルス感染症に対応しながら介護予防をどう展開するか」   (講師:富山 裕一郎氏、岡本 慎哉氏、上地 誠之氏)
2022年 (令和4年) 2月『介護予防、後期高齢者の保健指導と介護予防の一体的実施』研修 「住民ボランティアによるフレイル予防で健康長寿のまちづくり」(講師:飯島 勝矢氏)
9月「短期集中介護予防サービスは何をめざしてどんな支援を行うサービスか?」(講師:岡本 慎哉氏)
12月「健康長寿は耳から〜聞こえと健康の関係〜」(講師:谷本 由莉氏)
2023年 (令和5年) 2月「活かそう!拡げよう!みんなの介護予防〜今日から役立つ認知症プログラム〜」(講師:比嘉 彩乃氏)

役員・組織

沖縄県リハビリテーション専門職協会の組織図 [2023年06 月]

定款

一般社団法人沖縄県リハビリテーション専門職協会定款

年間計画

令和5年度事業計画